持続化補助金という小規模事業者向けの補助金があります。補助金なので、当然事業計画書を策定していかなければなりませんが、ホームページが欲しいだけなのに、ちゃんとした事業計画書を策定する必要が面倒という会社さんも多いのではないでしょうか。
持続化補助金とは?
正式には小規模事業者持続化補助金といいます。規模の小さい小規模事業者がホームページやパンフレット、チラシなど、販売促進のための補助金で、ホームページ等を作る費用に対して基本50万円までを上限として補助されます。小さい会社さんが販売促進を行って、売上を上げて、規模を大きくしてねそのためにちょっとお金出すよ、という国の趣旨があります。対象となっている小規模事業者とは、製造業や建設業で20名以下、その他小売、サービス業等は5名以下の会社を指します。
持続化補助金の申請手順
持続化補助金を申請するには、まず申請書を作成する必要があります。申請書を作成し、提出、採択不採択の結果通知が来て、採択になればホームページ等の発注をかける、納品され業者に支払いを済ませたのち、再度補助金の交付申請を行い、補助金が入金される流れです。補助金は基本後払いとなります。
補助金申請で苦労するポイント
補助金申請で一番苦労するのは申請作業です。申請書が事業計画書になっていますので、事業計画書を作成する必要があります。自社の会社概要から、事業の具体的内容、競合他社や経済状況などの市場環境、自社のサービスの他と比べた特徴ポイント、事業の3年から5年の収支計画などです。これをA4で10枚足らず作成する必要があります。書いたことのない経営者にとっては右も左もわからず作成することになります。さらに、初めて書いた事業計画書はどうしても他社の事業計画書に見劣りをする場合が多いので、採択されないことも多く、書いたはいいが無駄に終わるケースも少なくありません。
また、あまり言われてませんが、知っている人なら知っている事実として、採択された後の実績報告業務もかなり苦労するポイントです。コンサルに依頼している場合でも実績報告まで面倒見てくれるコンサルはいません。実績報告に必要な添付書類が多く、補助金事務局から何度も修正依頼がきて何度も修正しては出し直すという作業がよく発生します。
オカサポの無料支援
オカサポではグループ会社でホームページ制作や販促関連のサービス提供を行っています。そちらをご活用いただくことで、補助金申請を無料で支援しています。ただ、付け加えておくならば、持続化補助金自体の趣旨としては、補助金申請を通して事業を見直して欲しいという趣旨もございますので、完全丸投げはご遠慮ください。ただ、申請書作成、つまり事業計画書自体の書類を作成するのはコンサルでも構いません。ちゃんと毎年事業計画を作る中堅から大手の会社の社長が自分で事業計画書を書いてるかっていうと書いてません。事業自体を考えることはしていただいて、書類作成は得意なところに任せる方が事業効率が良いと思います。オカサポでは事業を考えるところの支援から、申請書作成まで無料でサポートいたします。また、採択後の実績報告の煩雑さも、グループ会社を活用することで、請求書や納品書など、実績報告関連書類を審査が通りやすい形で作成しますので最小限に抑えることができます。
生産性の高い経営を
補助制度は国が促進している取り組みですから活用することになんの問題もありません。むしろ国は適切に積極的に活用してほしいと思っています。活用できものはしっかり活用したいところですが、国の申請系はどうしても手間がつきものです。手間を最小限にして積極的に活用することで事業拡大、生産性向上を実現を目指してください。